湿疹とは、皮膚炎とほぼ同じ意味のことをいいます。
皮がむける、かさかさする、赤くなる、ブツブツ、しみになる、じくじくするなどの病変が集まっている疾患のことです。
そしてそれらはかゆみを伴うことが特徴です。
湿疹は、外からの刺激と体質など内面的なことが影響しあって起こります。
外からの刺激には、日光、温熱、寒冷、乾燥などの物理的なものと、化粧品、洗剤、薬物などがあります。
また、金属や花粉、ハウスダストや植物、虫などのアレルギーがある場合も。
内面的なことには、乾燥肌、皮脂分泌・発汗異常などの皮膚の異常や、アトピーなどのアレルギー体質、内臓疾患などがあります。
これらの刺激に皮膚の防御反応が過剰に起こることによって湿疹は出来るんです。
これによってヒスタミンに代表される化学伝達物質が知覚神経を刺激してかゆみを起こします。
掻くという刺激に対しても化学伝達物質が反応してしまうのでかゆみの悪循環になってしまいます。
ここでは、そんな辛い湿疹とかゆみを伴う主な皮膚病と対処法について説明しています。
【手湿疹】
手指に触れたものが刺激になって現れる湿疹です。
主婦の人が水仕事などで手あれした場合に主婦湿疹ともいいますね。
洗剤やゴム製品、紙や化粧品など原因は人それぞれです。
皮膚が赤く腫れて、小さい水泡が出来たり酷くなると皮膚が硬くなって皮が剥けたりヒビ割れになったりします。
【脂漏性湿疹】
頭や顔、胸の部分、腋の下、陰股部など、皮脂が出やすいところに赤くカサカサした湿疹ができる病気です。
フケの原因になることもあります。
過剰に分泌された皮脂の刺激や、マラセチアなどのカビ菌、ビタミンB2やB6の欠乏が原因として考えられています。
【乳児脂漏性湿疹(赤ちゃん湿疹)】
皮脂の分泌量の多い生後半年位までの新生児によく見られます。
皮膚が赤くなって黄色くフケのように表面が固まる場合があります。
この他にも乾燥湿疹やアトピー性皮膚炎などがあります。
早く治したいのであれば、皮膚科の医師の判断を仰ぐのが一番ですよね。
しかし、症状が軽い人やなかなか病院に行けない人もいると思います。
強いかゆみを伴うと、寝てる間などに思わず掻いてしまって湿疹を悪化させてしまいます。
まずは湿疹のかゆみの原因を取り除く事が大切です。
かゆみがひどくなる時はいつなのか考えてみて下さい。
お風呂に入って身体を温めた後、アルコールを摂取した時、睡眠不足やストレスなど。
発汗や激しい運動など日常の様々な行為がかゆみを悪化させます。
原因を取り除いてもかゆみが取れない時は市販の薬を使用して下さい。
ステロイド成分が入ったものは炎症とかゆみを同時に抑え、治りも早いです。
しかし、顔などの湿疹には使えないので薬剤師などに相談して下さい。
間違った治療は湿疹を慢性化して治りにくくしてしまいます。
出来るだけ早く病院で見てもらう事をおすすめします。