発疹とは、皮膚に見られる肉眼的変化のことを言います。
一言に発疹と言っても、その症状は膨大です。
立体的な変化がなく、色調変化を主体とする斑(はん)。
皮膚面から半球状、円錐状、扁平状に隆起する丘疹。
水疱や潰瘍、亀裂なども発疹の一種になります。
原因も、帯状疱疹や水疱瘡のように感染性で発熱をともなうものや感染しないもの。
また、薬などの副作用が関係している場合など様々です。
かゆみをともなうものが多く、かくことによって化膿したりして症状が悪化してしまいます。
原因を特定してそれに合った適切な治療が必要になります。
自己判断での治療は、その他の病気のきっかけになったり、皮膚に傷が残ったりしがちです。
発疹などの異常が見られた時は出来るだけ早く専門の医師の診察を受けましょう。
ここでは、そんな発疹をともなう病気と子供の発疹について説明しています。
【アトピー性皮膚炎】
幼少期はくびやヒジ、膝の裏などに発疹が出来やすいです。
大人になると顔や胸、背中など上半身がひどくなる傾向にあります。
強いかゆみを感じ、赤い発疹が出たり、皮膚が乾燥して皮がむけたりします。
【疥癬】
ヒトヒゼンダニが皮膚に寄生して起こります。
ステロイド剤を使っても止まらないような激しいかゆみが特徴です。
腹や胸、脇の下、へその回り、手の指などに赤いツブツブができます。
また、外陰部に小豆ほどの大きさの赤い結節が出来ます。
【じんましん】
かゆみを伴う一過性の限局性浮腫のことを言います。
原因は食物や汗、ストレスなど人によって様々です。
【小児ストロフルス】
アトピー体質のあるお子さんの腕や脚にできる治りにくい湿疹を言います。
2〜3mmのピンク色〜普通の皮膚色のかたいプツッとした湿疹が、数個ポツポツとできます。
赤ちゃんは、あまりかゆがらないことがあります。
蚊に刺されたところが変化したものだとわかっています。
【色素性じんましん】
生まれつきまたは生後6ヶ月以内に出てくる赤みを帯びた褐色のわずかに盛り上がりのある斑状(はんじょう)のあざの一種です。
一般的なじんましんとは別のものです。
別名、肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)、多発するものは肥満細胞腫症と言います。
こすってしまって水疱などになることもありますが、1ヶ月ほどで完治することが多いです。
【手足口病】
手足や口の粘膜にもぶつぶつが出来ます。
発疹の見られた手足の皮膚が治りかけにむけてきます。
発熱をともない、感染するので早めに小児科を受診しましょう。