足のかゆみを感じた時に思いつくのは水虫ですよね。
確かに足のかゆみの原因は水虫が引き起こしてる場合が多いです。
しかし、水虫に似た症状でかゆみを生じる皮膚病は他にもあります。
足の裏などに小さな白い水ぶくれが出来て、その皮膚が剥けるような時は汗疱の疑いがあります。
足の裏のあせものようなものです。
手や足に汗を多く人や、多汗症の人に多く見られます。
異汗性湿疹や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)といった水ぶくれとかゆみを伴う皮膚病もあるんです。
その他にも末梢神経障害などの病気の可能性もあります。
これらの皮膚病は水虫との区別がつきにくく、自己判断による誤った治療により悪化する可能性があります。
かゆみが長引く時は必ず早めに専門の医師の診察を受けましょう。
ここでは、足のかゆみの元となる水虫について説明し、その予防法も紹介しています。
水虫は白癬菌による感染症で、足に水疱・発赤・痛痒感を伴います。
角質が硬くなったり白っぽくなる角化型白癬と水疱がむける汗疱状白癬の2種類があります。
白癬菌は角質内部に侵食して定住します。
侵食が進んで皮下組織まで達した時に炎症を起こしてかゆみが発生します。
足白癬に感染しているからといって必ずしもかゆみを伴う訳ではありません。
ほとんど自覚症状が無くても感染していることもあります。
白癬菌の侵食スピードはとても速い為、自然治癒の可能性は低いです。
治療には市販の抗真菌薬などの使用も有効です。
白癬菌は奥まで浸透していることが多いので、症状がなくなっても1ヶ月位治療を続けることが大切です。
爪水虫などの場合は外用の薬が届かないので、病院での治療が必要になります。
白癬菌は伝染しますが実は感染力は弱いんです。
白癬菌が長く皮膚に密着した上で多湿環境が維持されないと感染はしません。
しかし、垢として角質ごと落ちた白癬菌は数日の間生きています。
その為、公衆浴場の足ふきマットやプールなどで菌が付着することも考えられます。
白癬菌を持ち帰ることのないように最後に必ずキレイに洗いましょう。
また、通気の悪い革靴などを長時間履くことによって高湿度な環境の中で菌が増殖します。
通気性の良い靴にしたり、靴下を取り替えるなどして常に清潔に保って湿度を下げましょう。
家庭内に感染者がいる場合は、専用のスリッパや足ふきマットを用意するなどの対策が有効です。