スポンサードリンク

足の甲のかゆみ

左右対称に、痛みやかゆみなどの症状が現われる時は、注意した方が良いと聞きます。
足の甲に左右対称にかゆみが現れる皮膚の病気に、多形滲出性紅斑と呼ばれるものがあります。
多形滲出性紅斑は、足の甲の他に、手の甲や肘頭、膝、背中などにかゆみなどを伴う症状が出現します。

足の甲などの患部には、中心部が白く、リング状に盛り上がった水っぽい紅斑が多数できます。
次から次へと紅斑ができるので、紅斑同士がつながって、足の甲に地図ができたように見えることさえあります。
一般的には、軽度のかゆみ以外の自覚症状はあまり見られないようです。
ただし、多形滲出性紅斑は、足の甲などのかゆみの他に、頭痛や発熱、倦怠感、関節痛などの症状が、稀に出現することがあります。

このような症状は、毎年、春と秋に再発を繰り返して、それが数年間も続くことが珍しくありません。
多形滲出性紅斑は、男性よりも女性に多く見られる皮膚病です。
これに対して、多形滲出性紅斑が現れる場所が、足の甲などと特定されない場合は、症候性多形滲出性紅斑と呼ばれます。

多形滲出性紅斑は、単純性疱疹や溶連菌感染症、マイコプラズマ感染、真菌、薬物などを原因とすることが多いそうです。
しかしながら、中には原因不明で再発を繰り返す場合もあり、食物アレルギーが関係していることもあるようです。

初めは、足の甲や肘などのかゆみ程度だったものが、口や目、陰部など全身に広がって行くこともあります。
これがさらに悪化すると、スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死融解症と呼ばれる重度の皮膚病になってしまいます。
スティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死融解症は、命に関わることもある怖い病気です。
ですから、たかが足の甲のかゆみなどと侮らずに、早めに専門医を受診することを心がけてください。

多形滲出性紅斑の治療は、原因や症状の程度によって異なります。
まず、かゆみや紅斑などの症状が、薬剤によるものであれば、即刻その薬剤の使用を中止します。
ウィルスやアレルギー反応でかゆみを引き起こしている場合は、抗ウイルス剤と抗アレルギー剤が投与されます。
対症療法として、ステロイド外用剤や抗ヒスタミン剤の内服などの治療が行われることもあります。


ページトップへ
スポンサードリンク
Copyright © http://kayumi-kaisyo.com/ All Rights Reserved.