糖尿病とは炭水化物の代謝障害のことを言います。
食後、消化によって血液の中にブドウ糖が入ります。
そのブドウ糖を筋肉や脂肪細胞が上手く取り入れることが出来なくなるんです。
その為、大量に余ったブドウ糖が尿として体の外に流れ出します。
これが糖尿病と言う名前の由来です。
血糖値が上がってしまい、様々な症状を引き起こします。
異常な口の渇き、頻尿、多尿、目のかすみ、何となくいつもだるい感じといった症状が出ます。
また、何もしないのに体重が減少して気づくこともあります。
糖尿病患者さんが苦しんでいるものの1つに体のかゆみがあります。
糖尿病が直接原因になって起こるかゆみと、感染症を引き起こすことによって出るかゆみがあります。
ここではそんな、糖尿病のかゆみと感染症についてお話します。
糖尿病でかゆみが出てくるのは、ひとつは血流が悪くなり体が軽い脱水症状に陥り、皮膚が乾燥するからです。
また、免疫力の低下で、通常なら問題なく抵抗できる菌に負けてしまうことも原因として考えられています。
しかし、はっきりしたことはわかっていなくて、内臓などの機能が低下も関係してると言われているんです。
肝臓や腎臓などの解毒の機能が低下することによって体内に老廃物が残ります。
その老廃物が体内を回ることがかゆみを引き起こします。
普段、血糖値の検査をしていない、人がかゆみから糖尿病が判明する例は少なくありません。
体のあちこちがチクチクとかゆくなって寝ている間にかきむしってしまう位つらい症状が出ることもあります。
糖尿病の皮膚の感染症は、真菌症と細菌感染症の2つがあります。
真菌症は、カビの一種である真菌によるもので、白癬症(水虫、たむし)、カンジダ症、などがあります。
皮膚にかゆみと痛みをもたらし、糖尿病の方の約 20〜 30%の方に見られる症状です。
白癬症(はくせんしょう)は、足の裏や、手足の指、おしりなどに痛み・かゆみが出ます。
特に水虫は、水虫に細菌が入って二次感染を起こして糖尿病性壊疽になる場合もある為注意が必要です。
カンジダ症は、特に女性の外陰部、太ももの内側、肛門の回りなどに発生します。
汗をかきやすい部分の脇の下や乳房の下などがかゆくなる時もあります。
人の粘膜に常在するカンジタ菌に体の抵抗力が低下することによって感染します。